神戸リサーチコンプレックス協議会はコア事業である「健康関数」や「データHUB」、それらに関連する勉強会を開催することで、会員企業等の知見の蓄積、ヘルスケア産業の活性化等に繋げます。
令和4年度は、「個別健康の最大化」を実現するために、健康評価に関して最前線で活躍する先生方をお招きし、最新の取り組み状況についてご講演いただきます。
第1回は理化学研究所生命機能科学研究センター 渡辺恭良先生による総合的健康度を示す「健康関数」の基礎から社会実装に向けた取り組みについての講演です。ぜひご参加ください。
【日 時】2022年10月26日(水)17:00‐18:00
【開催形式】Zoomウェビナーによるオンライン開催
【参 加 費】無料
【プログラム】
■テーマ:総合的健康度ポジショニングマップ
~健康関数の基礎から社会実装に向けた取組みについて~
■講師:理化学研究所生命機能科学研究センター チームリーダー 渡辺 恭良 先生
■内容
現代人類社会の課題は多いが、個々人に限って考えると、「健康寿命を延伸し、活動する意欲を保ち、現在・将来にわたり子孫の豊かな社会に貢献できるか」という点が肝要であり、最近では、”Well-being”という言葉も良く使われる。私たちの心身の健康を守りさらに健康を増進することが病気にならないことにもつながり、ヘルスケア-メディカルケアのシームレスな取り組みを形成する。ただ、心身の健康を損なう未病状態や病態には、様々な変調要素があり、その全方位的な健康度のポジショニングマップを作成した新しい手法が「健康関数」という方法論であり、今回の勉強会では、このコンセプト、実際の計測項目、そして、「総合的健康度ポジショニングマップ」とその使い道について説明する。
※今後の勉強会スケジュールおよびテーマは以下のとおりです。(申込別途必要、後日案内予定)
第2回:11/22(火)医薬基盤・健康・栄養研究所 國澤 純 先生(テーマ:腸内細菌)
第3回:2/7(火) 神戸大学 山川 義徳 先生(テーマ:BHQ(脳の健康状態))