梅澤 真澄 (うめざわ ますみ)先生
(株)日立製作所 ライフ事業統括本部
ライフイノベーション本部 粒子線開発プロジェクト 部長
「日立の粒子線治療システム ~顧客共創を活用した開発・事業化の現状と今後の課題~」
先進的ながん治療の1つである粒子線治療は、高線量の粒子線を患部に高精度で照射することで周辺の正常細胞への線量(ダメージ)を減らし、従来の放射線治療に比べて副作用を抑制し、治療後の生活の質(クオリティ・オブ・ライフ QoL)を向上させる治療法として注目されています。
本講演では、日立製作所がこの粒子線治療の分野で産学連携や顧客との共創をどのように活用しその成果を製品化、さらには海外進出を進めてきたかについて、開発を進めてきたコア技術の代表例や産学連携のプロジェクトの実例を交えて説明します。また、医療機器事業としての現状と今後の課題についても紹介します。
■会場:オンライン開催/事前登録が必要です
■詳細・お申込み:案内チラシをご覧ください
■主催:兵庫県立大学先端医工学研究センター
■共催:神戸リサーチコンプレックス協議会・日本医工ものづくりコモンズ